真鍮製、脚付きのアンティークジュエリーケースです。
小さな箱の中に、精緻な手仕事が凝縮されたアンティークケース。
持ち手を使い蓋を開けると、内側は4個の部屋に仕切られており、細かな収納に便利に作られています。
裕福な女性が愛用したジュエリーケース、あるいは化粧道具や香料を収めるためのトイレボックス(化粧箱)の一種であった可能性が高いでしょう。
特にインドでは、上流階級の女性たちが鏡や香油、カジャル(アイライン)、クムクム(額に付ける紅)などを携帯するための小箱を持つ習慣がありました。本品の繊細な鏡細工と内部の仕切り構造は、そうした女性の私的な装身具としての性格を強く感じさせます。
年月を経た真鍮の表面には、磨き上げられた新品には決して現れない柔らかな鈍い輝きが宿り、蓋を開くたびに当時の持ち主の所作までも想像させます。
宝石や指輪を収めるジュエリーケースとしてはもちろん、香木やお香、小さなお守りを納める箱としても美しい存在です。
ただの収納箱ではなく、かつて豊かな暮らしの中で大切に使われていた女性の小さな宝物庫。
その静かな気品と、現代では失われつつある圧倒的な手仕事の密度に、思わず見入ってしまう逸品です。
インド アンティーク 総真鍮 ジュエリーケース
SKU: god298
¥25,000価格
消費税込み

