インドにて、アンティークコレクターから仕入れました。
深い飴色へと変化した真鍮肌に、草花が絡み合うような繊細な文様が全面に打ち込まれた、インドアンティークのレポセ細工の真鍮トレーです。
手仕事による柔らかな凹凸が光を受けるたび陰影を生み、静かな存在感を放ちます。
レポセ(Repouss)とは、金属の裏側から打ち出して模様を浮かび上がらせる古い金工技法で、インドではムガル文化以降、宮殿装飾や宗教工芸、生活道具に広く用いられてきました。
このトレーにも、植物が蔓を伸ばし循環するような意匠が見られ、自然への敬意や豊穣を象徴するインドらしい装飾美が感じられます。
一打一打、職人が鏨を使って成形しているため、模様にはわずかな揺らぎがあり、工業製品にはない温度を宿しています。
長い年月の中で酸化した真鍮特有の黒みや鈍い艶も美しく、アンティークならではの風合いとして魅力になっています。
本来は茶器や香炉、供物などを載せる実用品として使われていたと思われますが、現在では空間を彩るオブジェとしても非常に魅力的です。
アクセサリートレーやキャンドル台、香木やパロサントを置く器としても相性が良く、静かで異国的な空気を演出してくれます。
素朴さと気品が同居した、インド古来の金属工芸の美しさを感じられる一点です。
同じディーラーから仕入れた、真鍮のアンティーク小物と一緒に撮影しました。
他のお品物も同時出品中ですので、気になる方はチェックしてみてください。
インド アンティーク 真鍮レポセ トレー
SKU: god178
¥18,000価格
消費税込み

