India Antique Teak Glass Cabinet
インド アンティーク チーク材 ガラスキャビネット/食器棚
約100年の時を経た、インドのアンティーク・チーク材のガラスキャビネットです。
重厚なチーク無垢材、当時の職人による丁寧な木工技術と、端正で美しい装飾が随所に施された、大変趣のある一台です。
上下二段に分かれた4枚のガラス扉、上段の扉には、緩やかな半円を描くアーチ型のガラス開口が設けられています。
インドの伝統的な建築や家具にも見られるアーチの意匠を、控えめで洗練された形に落とし込んだ美しいデザイン。
一方、下段のガラス扉はすっきりとした長方形に仕立てられ、上段の柔らかな曲線との対比が、全体に端正な佇まいを生み出しています。
こうした端正なプロポーションやガラス扉を用いた構成には、イギリス植民地時代の家具様式の影響も感じられます。
当時のインドでは、イギリスから伝わったヨーロッパの家具様式と、インドに古くから受け継がれてきた木工技術や装飾文化が融合し、独自の家具が数多く生み出されました。
このキャビネットにも、英国式の実用的で整然とした構成の中に、インドの職人による柔らかな曲線や繊細な装飾が取り入れられており、異なる文化が交わることで生まれた、コロニアル期の家具ならではの趣が感じられます。
天板の周囲には、幾重にも段差を設けた繊細な刳形(くりかた)のモールディング。
さらに天板の四隅には、木工旋盤による轆轤挽き(ろくろびき)の小さな挽物装飾が配されています。
小ぶりながらも、丸みを帯びた優雅な造形が、直線を基調としたキャビネットの輪郭に美しいアクセントを添えています。
両側面には、縦長の長方形を上下に配した框組み装飾。
平坦な板張りとは異なる立体的な陰影と、建築的な美しさが感じられます。
側面まで丁寧に意匠が施されているため、正面だけでなく、斜めから眺めた際の姿も大変美しく、空間の中で確かな存在感を放ちます。
脚元にも、緩やかな曲線を描く装飾。
前面から側面へと続く幕板の下端に、曲線的な切り欠きが施されており、重厚な箱型のキャビネットに軽やかさを与えています。
こうした脚元の装飾にも、当時の職人の美意識と手仕事の細やかさが感じられます。
また、扉には古い鉄製のハンドルや留め金具が残されており、木肌とともに年月を重ねた金属特有の鈍い風合いも魅力的です。
そして何より素晴らしいのは、約一世紀という長い年月を経て生まれた、チーク材の深い古色と質感。
乾いた木肌に浮かび上がる美しい木目、使い込まれた角の丸み、細かな傷や色の濃淡。
長い時間の中で自然に育まれたその表情には、新しい家具では決して再現することのできない、アンティークならではの奥行きがあります。
内部には上下それぞれに棚板が設けられ、食器やグラス、古い陶器、書籍、蒐集したオブジェなどを美しく収めることができます。
ガラス越しにお気に入りの品々を眺める、飾ることと収納することを兼ね備えたキャビネット。
食器棚としてはもちろん、店舗やギャラリーのディスプレイケースとしてもおすすめです。
約100年前のインドの職人が手掛けた、素朴さと洗練が共存する美しいアンティーク家具。
長い年月を経たチーク材の豊かな表情と、細部に宿る手仕事の美しさを、ぜひお楽しみください。
こちらはアートセッティングデリバリーにて配送予定です。
配送スタッフ2名で、お客様のご指定の場所に設置までする配送サービスです。(家具が通らない場所は不可となります。)
梱包資材は、その場でスタッフが持ち帰ります。
配送には、こちらの集荷時間と合わせまして、9日〜程かかります。9日後以降の到着指定日をお知らせ下さい。
地域によってはそれ以上お時間がかかる場合が御座います。
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SKU: cab073
¥130,000価格
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