ポケットに手を入れて、佇む少年の像。
大きな帽子を被ったような頭に、ふっくらとした頬、小さな手足。
なんとも愛嬌のある姿をした、古い銅合金製と思われる人物のオブジェです。
素朴でありながら、一度目にすると忘れられない、不思議な魅力を持った造形。
そして何より興味深いのが、頭部にぽっかりと開いた大きな空洞です。
何かを入れるための器だったのでしょうか。それとも、かつては別の役割を持っていたのでしょうか。蓋の様な物はありません。
その用途や由来は定かではありませんが、何のために作られ、どのような場所に置かれていたのか、想像を巡らせる楽しさがあります。
全身を覆う黒褐色の古色と、荒々しく朽ちたような鋳肌。
長い年月を経た金属ならではの重厚な質感と、少年のあどけない表情との対比も印象的です。
洗練された彫刻とはまた異なる、自由で大胆な造形美。
どこかユーモラスで、少し奇妙で、それでいて不思議な愛着が湧いてくる。
古いものだけが持つ、説明のつかない魅力に満ちた小さなオブジェです。
小さな一体から、想像の世界が広がるような、味わい深いアンティークです。
コレクションにいかがでしょう。
インド アンティーク 古銅 少年のオブジェ
SKU: god163
¥22,000価格
消費税込み
