インド、真鍮製の古いフェイスマスクです。
大きく見開いたアーモンド形の瞳、すっと通った鼻筋、穏やかに微笑むような口元。左右対称に整えられた顔立ちには、インドの伝統的な神像や人物彫刻にも通じる、神秘的な美しさが漂います。
額には小さな円形の装飾が刻まれ、頭部には幾重にも文様を重ねた冠のような意匠。耳元の細かな彫刻や首元の装飾に至るまで、小さな造形の中に丁寧な仕事が見て取れます。
本来どのような目的で作られたものなのか、詳しい用途は分かっていません。
裏側には数字や記号のようなものが刻まれており、それが製作時の管理番号なのか、何らかの意味を持つものなのかも定かではありません。
何のために作られ、どのような場所で、どのような人の手に渡ってきたのか。
明確な答えがないからこそ、その静かに正面を見据える瞳や、不可解な刻印のひとつひとつが、見る者の想像力を掻き立てます。
真鍮の表面には長い年月を経て生まれた深い黒褐色の古色が広がり、彫刻の輪郭や擦れた部分には、鈍い金属の光沢がわずかに覗きます。均一ではない色の濃淡も、この古い造形物ならではの魅力です。
また、鼻と両耳には小さなホールが設けられており、ピアスなどのアクセサリーを取り付けることができます。
オブジェとして飾るのはもちろん、ジュエリーのディスプレイとしても印象的な一点。アクセサリーを身に纏わせることで、端正な顔立ちにまた異なる表情が生まれます。
古いものが持つ謎と、造形そのものの美しさ。
小さな真鍮のマスクでありながら、不思議な存在感を放つ品です。
※撮影に使用したピアスは付属いたしません。
インド アンティーク 真鍮製 ディスプレイマスク
SKU: god165
¥15,000価格
消費税込み
