長い年月を経て建築や家具から切り離され、今日まで残された木彫りのフレーム残欠です。
これらはインド各地の古い邸宅や寺院建築、扉、窓枠、収納家具などに用いられていた装飾部材の一部と考えられ、イスラム建築やヒンドゥー建築の影響を受けたアーチ意匠や幾何学文様が随所に見られます。職人の手仕事による彫刻は、一つひとつ微妙に表情が異なり、量産品にはない温もりと存在感を感じさせます。
本来の用途を終えた後に残された「欠片」でありながら、その断片の中には当時の建築文化や職人技術が凝縮されています。擦り減った木肌、角の摩耗、小さな欠けまでもが長い年月を物語り、現代では再現することのできない深い風合いを生み出しています。
完成された工芸品とは異なる、時間によって削ぎ落とされた美しさ。建築の一部として生きた記憶を宿す、小さな木彫りのアートピースです。
こちらは、ディスプレイとして、木台にスタンドしたリペアを施しております。
インド 木彫り アンティークフレームオブジェ
SKU: god244
¥10,000価格
消費税込み

