日本の古い木製行灯です。
細身の木の支柱と円形の台座、そして中央に残された鉄製の燭台。
すっきりとした構造ながら、そこには昔の日本の「あかり」のための、実用と美しさが共存しています。
行灯は、もともと木や竹で組んだ枠に和紙を張り、内部の灯火を風から守りながら、柔らかな光を室内に広げるための照明器具でした。江戸時代には、角形や丸形などさまざまな形が生まれ、室内に置く「置行灯」も広く使われていました。
こちらはあえて障子紙を張らず、古い木枠の姿をそのまま残した一品。
紙を張れば、昔ながらの行灯として柔らかな灯りを楽しむことができますが、あえてこのまま使えば、細い木のフレームが描く黒いシルエットそのものが美しい、まるで立体作品のような存在感があります。
特に現代の空間では、灯りを消した状態でもインテリアとして成立する佇まい。
古い木の質感と黒いフレーム、円形の台座、中央に残された鉄の燭台。
直線と円が組み合わされた造形はどこかミニマルで、和の空間だけでなく、アンティーク家具や古材、モダンなインテリアにもよく馴染みます。
「自分で障子紙を張る」という楽しみが残されていることも、この品の魅力。
無地の和紙で仕上げても、少し色味のある和紙を選んでも。
透け感のある紙や手漉き和紙を合わせれば、光の表情も大きく変わります。
紙を張る前の状態を楽しむもよし、
自分だけの一灯を仕立てるもよし。
古い道具をそのまま飾るのではなく、自分の手を加えながら次の時代へつないでいくアンティークです。
中央の鉄製燭台も残っており、実際の灯火を用いた使用も可能です。
ただし古い木製品のため、実際に火を灯す際には、十分な安全管理のもとでご使用ください。
灯りの道具でありながら、灯りを消しても美しい。
古い日本の道具が持つ静かな造形美を、オブジェのように楽しめる一品です。
裏面の墨書きも趣き深いです。
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SKU: god141
¥12,000価格
消費税込み
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