こちらは日本の古いガラス鉢です。昭和初期頃に作られたものと思われ、透明感のある厚手のガラスに、可憐な花文様が施された趣のある一品です。
特に目を惹くのは、中央に配された向日葵(ひまわり)のような花文様と、それを囲む草花の連続模様。これはガラス表面を薬品や研磨で曇らせるサンドブラストあるいはフロストエッチングによる装飾技法で描かれており、透明なガラスとのコントラストが大変美しく、柔らかな陰影を生み出しています。切子のような深いカットとは異なり、繊細で上品な表現が特徴です。
また、三つの小さな脚で支えられたデザインは、大正から昭和初期のガラス器にしばしば見られる意匠です。丸みを帯びた器体が宙に浮くような軽やかさを演出し、実用性だけでなく装飾性も兼ね備えています。
水を張って季節の花を浮かべたり、金魚鉢や花器として用いられるお品物です。
古ガラス特有のゆらぎや、光を受けて生まれる柔らかな反射は、現代の量産ガラスにはない味わい。素朴でありながら品格を備えた、日本のガラス工芸ならではの魅力を存分に楽しめる一品です。
一箇所小さなガビがあります。実用には問題ありませんが、ご理解の上、ご購入下さいませ。
日本 アンティークガラス鉢
SKU: god230
¥11,000価格
消費税込み

