長い年月を大地の中で眠り続けてきた、圧倒的な存在感を放つインドのアンティーク陶器。
本来は釉薬が施されていましたが、永い時の流れの中でその多くは風化し、素地である土肌が現れています。荒々しい質感は、人工物でありながら、まるで遺跡から出土した土器のような趣を纏っています。
欠損している箇所も、もはや趣となっております。
用途について断定はできませんが、形状から見ると、アーユルヴェーダで薬草や鉱物を調合・粉砕するための薬研(やげん)や乳鉢のような役割を担っていた可能性があります。インドでは古くから薬草を細かく砕き、油や水と混ぜて薬や湿布を作る文化があり、石や陶器製の擂鉢・薬研が広く用いられてきました。特にアーユルヴェーダでは、薬効を均一にするため、手作業で丁寧に粉砕・混合する工程が重視されています。
一方で、このような両手付きの器は、寺院や家庭祭壇で香料や顔料、供物を扱う儀式具として使われた例もあり、現在では正確な用途を特定することは難しく、その曖昧さもまたアンティークならではの魅力と言えるでしょう。
現在では実用品というよりも、その圧倒的な風格を活かし、
* オブジェとして飾る
* ドライフラワーや木の実を無造作に入れる
* アクセサリートレイとして使う
* 茶室や古民家、ギャラリー空間の演出
など、空間に静かな歴史を添えるインテリアとしておすすめです。
時間そのものを宿した発掘品のようなアートピースと言えるでしょう。
インド アンティーク 土器 オイルポット
SKU: god271
¥18,000価格
消費税込み

