東部トルコ周辺地域、アナトリア地域のノマド(遊牧民)のヴィンテージ、ハンドメイドのキリムラグです。
Turkish Vintage Wool Rug
Anatolian Tl Rug / トルコ・アナトリアの手織りラグ
トルコ、アナトリア地方に伝わる、毛足の長いウールラグ「トゥル(Tl)」のヴィンテージの一枚。
深いインディゴブルーの紺色と、羊毛そのものの色のナチュラルカラー。素朴なチェッカー模様が一面に広がり、ところどころに織り込まれた赤やグリーンの小さな色彩が、まるで手描きの絵画に散らされた点のように、愛らしい表情を添えています。
規則的な幾何学模様でありながら、毛足の長さや色の現れ方によって生まれる揺らぎ。均一に整えられた工業製品にはない、手仕事ならではの不均質な美しさが魅力です。
手触りは、大変柔らかく、最高の手触りです。
トゥルは、トルコのアナトリア地方で受け継がれてきた、毛足の長い織物の一種です。
その名は、トルコ語で「毛のある」「毛深い」を意味する言葉に由来するとされます。
羊や山羊を飼育しながら暮らしてきた遊牧民や牧畜民にとって、動物たちから得られる羊毛や山羊毛は、衣服や生活道具を生み出す大切な素材でした。手で紡いだ毛糸を織り、暮らしに必要な敷物や寝具、覆いなどへと仕立ててきたのです。
毛足の長いトゥルは、寒さの厳しい土地で床に敷いて身体を休めたり、テントの中で使用したり、時には壁に掛けて断熱の役割を持たせたりと、暮らしに根差した実用的な織物として親しまれてきました。
華やかな装飾を競うためではなく、手元にある素材を生かし、日々の暮らしを心地よく整えるためのもの。
その素朴な成り立ちこそが、現代の空間にも通じる、飾りすぎない美しさを生み出しています。
手織りならではの、不揃いな美しさです。
本品もまた、ふっくらとした毛足が豊かな陰影を生み出し、見る角度や光の当たり方によって、色彩と質感が微妙に変化します。
整然としたパターンの中に、手仕事の偶然性や、長い時間を経てきたものならではの味わいが感じられる一枚です。
床に広げてラグとして楽しむのはもちろん、壁に掛ければ、大きなテキスタイルアートのような存在に。
無地の家具や落ち着いた色調の空間に合わせることで、毛足の陰影や、ひとつひとつ異なる色の表情がより引き立ちます。
手仕事の痕跡を残すもの。
土地の風土と、人々の暮らしから生まれたもの。
ただ床を覆うためだけではなく、長い時間をかけて育まれてきた手仕事の文化を、日々の暮らしの中で楽しむためのヴィンテージラグです。
top of page
SKU: rug025
¥160,000価格
消費税込み
bottom of page

